大会レポート ポケモンTCGポケット4週目

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リリースから1カ月が経ちました!

ポケポケ正式リリースから約1ヶ月、大会の動員数は記録を更新し続け、対戦環境の多様化も進んでいます!この記事では、先週開催されたポケモンTCGポケット最大の大会の模様を紹介します。

ポケット・レジェンド・リーグ#8

第8回ポケット・レジェンド・リーグには賞金総額50ドルをかけて634人のプレイヤーが参加し、このトーナメントシリーズの新記録を樹立しました。今大会では、2日目にx-2-1以上のスコアを持つプレイヤー全員を対象とした非対称のスイスラウンドが導入され、このラウンド終了後にトップ32のカットが行われました。

先週の大会でのミュウツーexの圧倒的な活躍により、今大会でも多くのプレイヤーがミュウツーexデッキを選択しました。しかし、彼らに対して刺客が待ち構えていました。 アーボックデッキは参加デッキ率で5位に急上昇し、現環境での最多参加となりました。ミュウツーexデッキは依然としてトップ32に最も多くランクインしていますが、ピカチュウexデッキもトップ8に同数ランクインし、ミュウツーexデッキと肩を並べる活躍を見せました。リザードンexデッキもトップ32までは強い存在感を示していましたが、不運な組み合わせにより、トップ8に入る前に敗退しました。

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デッキトップ32トップ8
ミュウツーex133
ピカチュウex93
リザードンex60
スターミーex21
ガラガラex11
アーボック10

ピカチュウex・ライチュウ-santymcgoob選手

決勝戦はピカチュウexのミラーマッチ、ゼブライカ採用型とライチュウ採用型の対戦となり、最終的にsantymcgoob選手のライチュウ採用型が優勝しました!ピカチュウex同士のミラーマッチではライチュウが有利だったようですね。

スターミーex・ゲッコウガ- Kricso選手

トップ8にランクインしたデッキの中で驚きだったのは、Kricso選手のスターミーex・ゲッコウガデッキでした!スターミーex、フリーザーex、あるいはその両方を搭載した水デッキはマッチメイキングでは好調ですが、大型トーナメントでは以前から苦戦を強いられていました。ピカチュウexの人気がやや落ちてきたことで、このデッキが活躍する機会が増えています。

Kricso選手のデッキで最大の驚きは、エネルギーを素早く加速させ、先攻でも有利な状況を作り出す能力を持つため、通常は水デッキで必ずといっても良いほど採用率の高いカスミを採用しなかったことです!このデッキのすべてのポケモンが1~2エネルギーの攻撃を持ち、進化する必要があるため、Kricso選手はフリーザーexや他のエネルギーを大量に消費する水ポケモンに頼るハイリスク・ハイリターンの戦略よりも、低コストで速攻攻撃できるカードを選んでいました!

Ursiiday’sポケットウィークリー#4

第4回Ursiiday’sポケットウィークリーには、XPCollectのスポンサーシップによる賞金総額400ドルを賭けて1691人のプレイヤーが参加しました!

トップ32のデッキ構成は、ポケット・レジェンズリーグに酷似していますが、トップ32以降のシングルエリミネーションフェーズでは結果が大きく異なっています。ミュウツーexは相変わらず協力ですが、炎デッキがトップ8に3枠を占めるなど大きな印象を残しました!

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デッキトップ32トップ8
ミュウツーex134
ピカチュウex91
リザードンex42
ウインディex21
フリーザーex20
スターミーex10
ゲッコウガ10

ミュウツーex-MojoSueco

MojoSueco選手は過去2週間と同じミュウツーexデッキで優勝を飾りました。実際、もう1人の決勝進出者であるSigphale選手もまったく同じデッキを使用していました。このデッキがどれだけ強いか分かりますね!

リザードンex・ウインディex-Hayato選手

今大会、そしておそらく今週最大のハイライトは、Hayato選手が使用したリザードンex・ウインディexデッキです。このデッキはスイスラウンドで一度も負けることなく、トップ8で他のリザードンexデッキに敗れただけでした。

リザードンexはミュウツーexと相性が良く、ウインディexはピカチュウexと相性が良いです。どちらもファイヤーexの力を借りているので、同じデッキに組み込んでみるという戦略は非常に強力で、ミュウツーexとピカチュウexという2つのトップクラスのデッキに対抗するデッキとしてこれから人気が高まること間違いなしです!

Pikaverseポケットカップ#3

第3回Pikaverseポケットカップは、810人のプレイヤーが100ドルの賞金をかけて競い合い、またもや過去最高の参加者数を記録しました。この大会は8つのスイスラウンド方式とトップ32によるカット方式が採用されました。

今大会は日曜日に開催されます。プレイヤーたちは使用するデッキの参考にするため、前日(土曜日)の大会の結果を確認してから望むことが多いです。結果、リザードンexは土曜日の大会で好成績を収めたこともあり、前回の大会と比較して使用率が倍増しました。この選択は功を奏し、リザードンexは上位32位までのうち8つのデッキに入り、そのうちの5つはウインディexを含んだデッキです。上位8位以内ではピカチュウexに匹敵する代表的なデッキとなりました!

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デッキトップ32トップ8
ミュウツーex124
ピカチュウex92
リザードンex82
ガラガラex10
スターミーex10
カメックスex10

リザードンex・ウインディex-TonyZ3ro選手

この試合は最終的にTonyZ3ro選手がHayato選手と全く同じリザードンex・ウインディexデッキを使用し全勝し、同胞の仇を討つことに成功しました!

カメックスex・ミュウツー-spikexx95選手

スイスラウンドで無敗を誇ったspikexx95選手のカメックスexデッキも印象的でした。カメックスexは、フルパワー時にミュウツーexとリザードンexの両方を一撃で倒せる数少ないポケモンです。ピカチュウexデッキに対する弱点を補い、ベンチにいる間にゼニガメを守るために、spikexx95選手はタンクとして2体のミュウツー、ガルーラ、フリーザーを入れました。フリーザーは必要に応じてたねポケモンのアタッカーにもなるので有能なカードです。

現在の対戦環境について

ミュウツーexとピカチュウexという2大トップデッキが最高のパフォーマンスを発揮する構築に落ち着き、その亜種も完成されたように見えるため対戦環境は安定しています。最新のリザードンex+ウインディexデッキは、トーナメントで優勝するほどの力を持っており、炎タイプのデッキの中で最強かもしれませんね!

この変化により、水デッキの活躍の場も増えました。水デッキは炎デッキと相性が良く、ミュウツーexに対してもそこそこの性能を発揮するからです。ただ、大会ではピカチュウexデッキに対しての成績が著しく悪い為、注意が必要です。

これらの主要大会の上位32位までのデッキの構成が驚くほど一貫していることは、ゲーム発売から約1カ月が経過し、対戦環境がほぼ解明されたことを示唆しています。ミュウツーexが勝つべきデッキである以上、ピカチュウexがトップデッキであったときよりも対策の余地があります。悪デッキは今後の大会で一時的に成功を収めるかもしれませんが、次のパックがリリースされるまでに環境を再定義するような革新的なデッキが登場することは恐らくないでしょう。例えば、アーボックデッキは悪デッキの代表格にもかかわらず、長く厳しいトーナメントバトルで成功を収めることはできていません。

果たしてこれからの大会はどうなるでしょうか?今後も情報を更新していくのでお楽しみに!

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